森 立志堂

宝石・時計・眼鏡・金売買       

言葉の持つ意味と美しさ。

spring-flowers-110671_960_720
皆様いかがお過ごしでしょうか。

暑さもお盆までといいますが、まさに少し涼しくなってきています。
涼しくなってお客さまも足がかるい様でおかげさまでたくさんの
ご来店をいただいております。

昔、美しいと感じた詩のご紹介です。

細かいニュアンスは、覚えてませんがきっとこんな感じだったと思います。



花弁が散ってゆく

私は知る

その一度限りの飛行に込められた

忍耐を


サルヴァトーレ・クァジモド


(うろおぼえで少し違っていたと思います)

イタリアの詩人でノーベル文学賞まで受賞された方の「詩」だそうで、

今、詩集を買おうかどうしようか思案中です。





花弁だったか、葉っぱだったか忘れましたが、枝にくっついてるそのものが

落ちていく様を一度限りの飛行という人生にも似たはかなさを表現し、

その飛行には、枝につかまっていた時どれだけ耐え忍んだかという

忍耐があるのだという発想や表現が10数年たっても

忘れることのできない美しい言葉になりました。







言葉の持つ力というものを名作と呼ばれる「詩」のなかに

感じる方も多いのではないでしょうか?






接客の仕事をしているからか、言葉の持つ意味について考えることがあります。

「詩」ではありませんが、マザーテレサの有名な名言で



思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

  行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

   習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

    性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。



という言葉にもあるように、

言葉に気を付けると行動が変わり、行動が変われば行う習慣が変わり、

習慣は、その人の性格になり、性格が変われば運命も変わる。

という中にも「言葉」というのは、運命をもかえることができるものだと記述されています。


自分が良いと思う言葉を使い、自分が良いと思える行動、習慣、性格をつくり、

自分が良いと思った運命を自分で作っていく。素敵な作業だと思います。





余談ですが、

昔、野村克也監督も上記のマザーテレサの言葉を借りて野球選手を育てていったそうです。

そして、「プロ野球選手再生工場」と呼ばれるまでになりました。

野村監督は、マザーテレサではなく、ヒンドゥー教にインスピレーションを感じて

上記のような考えを持ったらしいです。




言葉だけでなく、身に着けるものも、行動を変え、習慣を変え、性格が変わり

運命を変える。ものになると思っています。


ジュエリーでしたら、ダイヤモンド・エメラルド・サファイア・ルビーから

最近の宝石で言えばラリマーや、スギライト、チャロアイトの癒しの三大宝石などなど、

多岐にわたりますが良いものを付けて、

自分もお客様も幸せになってほしいと思っております。



メガネでしたら、最適の度数を測りだし、適切な加工をして、かけ心地の良いメガネを

かけていただきたいと思っております。



きっと、自分がしたお仕事が、お客さまのしあわせにつながると信じて仕事をしております。


 
2019年08月27日 17:54