森 立志堂

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シルバー磨き。

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シルバー磨き。

シルバー磨きです。


シルバーは、純銀であっても、銀92.5%のスターリングシルバーであっても


必ず酸化して、黒くなっていきます。


シルバーのお手入れというのは、大変なもので


黒ずんでは、磨き、黒ずんでは、磨き。の

いたちごっこです。






ロジウムメッキが出てきてからは、

銀に、ロジウムのコーティングをした商品は、

とても参加しづらく、K18のホワイトゴールドと同じ

銀の輝きになり、なおかつ、黒ずむという酸化が起きづらいので

安価で、輝きが持続するという商品だったので、

とにかくよくプレゼントに販売いたしました。




いぶし銀というようにすこし酸化していた方がかっこいいという銀製品も

たくさん出ておりますが、今回は、買った時の輝きを取り戻す


シルバーの磨きを簡単にご説明します。



シルバー磨きといえば、研磨材が入った布で一生懸命磨くイメージですが

シルバークリンという銀をきれいする専用の液があります。

この研磨材が入った布とシルバークリンの液のどちらかをみなさん使って

シルバーのお手入れをされていますが、

とってもきれいに新品同様の輝きを取り戻すには、

どちらも使って順序良く作業をする必要があります。









①シルバークリンの液を用意します。

②シルバークリンの液に浸して1~2分たってから液から出します。
(この時点でシルバー製品は、酸化がなくなり真っ白ですが、
実は、光沢感がなくなっております。)

③液から出したシルバー製品を流水で洗い流し、タオルで水分を吸って
ドライヤーで熱を加えてシルバー製品についている水を取ります。
(ドライヤーであっためすぎるとシルバーはとっても熱くなるので注意してください)

④研磨材の入った布でシルバー製品をこすります。
布のほうを皆様動かしがちですが、布は、テーブルの上や角などを
利用して固定します。

⑤シルバー製品を動かして、研磨材の入った布にこすりつければ、
光沢のある新品に近いシルバー製品によみがえります!






以上が、簡単ですが、シルバー製品をきれいにする秘訣になります。




これは、また、ロジウムメッキがかかった商品になるとこのやり方では、

きれいにならないので、お店に行ってロジウムメッキをもう一度してもらうことが

一番いい選択だと思います。


金やプラチナに次いで、銀も愛される金属です。

シルバーのほうが好きという方もいらっしゃいますしね。



様々な貴金属を知ったうえで、修理や、お手入れをすると

何気なく身に着けている品でも、愛着と自信が持てます。




どのような商品でも構いません。

何かわからないことがあれば、立志堂まで、お持ちください。

 
2019年07月28日 16:04