森 立志堂

宝石・時計・眼鏡・金売買       

立志堂のお食事会でARUさんに行きました。

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会社でのお食事会が開かれました。

近くのイタリア料理屋さんで美味しく食べてきましたので

個人的な価値観でレポートさせていただきます。


「表現者としての料理人」を感じるお店でした。

運ばれてくるお料理は、目で見ても感性を刺激され、

美しいものを愛でながら食べる喜びを与えてくれます。



料理のお皿一つとっても、それは、絵画の背景であり、

料理のアートを完成させるための魔法の道具の様でした。

おかれた食材は、一つ一つ丁寧に調理され、

見ているだけで、小さな食材アートの美術館に飾られているように

レイアウトされていて、優雅な気分にさせてくれます。



味付けも、やはりと言っていいのか、どこか少しの挑戦を試みるような独創的な味付けでしたが

どんなお客さんでもおいしいという基本線からはみ出ることのない優しい味で、

「美味しいものを食べることの幸せ」と

こんなもの食べたことがないという「新しい発見をすることの喜び」を共に

感じさせてくれるお料理でした。

お料理というのは、お腹を満たすことを目的としていると思うのですが

食材を料理することで、ここまで自分の価値観や感受性を表現することができるのか

ということを感じさせる料理です。


ピアニストだったら曲を弾くことで、

ダンスが職業なら踊ることで

スポーツ選手だったらスポーツをすることで

自分を表現するのだと思いますが、それと同じように、

料理人は、料理をすることで自分を表現しているのだと

感じさせられ、勉強になりましたし、

料理の説明も素晴らしく、食材へのこだわりが感じられ、

ワインもたくさん置いてあるようでしたが、

肩ひじ張らなくても良い雰囲気が心地よいお店でした。






今では、どちらかというと、高級ホテルや高級なレストランという

ステータスを感じながら料理をいただくということよりも、

小さな片田舎でこんなオシャレなお店があるのかと

お客さんが発見して、そのオシャレな店内と

溶け込むようにして、椅子に腰かけ

運ばれてくる料理を幸せな気分で食べる。

このようなお店の方が現代にはあっているのかなと思いました。


肩ひじ張って「マナーが・・・」という時代ではなく、

自然体でいられる場所をみんな求めているのだと思います。




ちなみに、

料理が運ばれてきて立志堂スタッフから一言こぼれた言葉は、

「こんなのスーパーに売ってない……」という主婦目線あふれる一言でしたよ(笑)



お店紹介

ARU

〒923-0962
石川県小松市大領中町1-227

Tel:  0761-46-5761


とってもおいしくて

しあわせな時間を過ごせました。

ごちそうさまでした。

 
2019年12月17日 16:34