森 立志堂

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森立志堂の初代の奥さんは、2020年1月7日で89歳を迎えます。

rissidou gaikann
森立志堂の初代の奥さんは、2020年1月7日で89歳を迎えます。


いつも森立志堂のご利用ありがとうございます。

創業68年の立志堂ですが、初代の社長の奥様は、

現在でも、店舗に立って販売をしております。

その初代社長の奥様は、1月7日が誕生日です。

2020年の1月7日で89歳を迎えられます。




びっくりするのは、その若さです。

89歳に見えない容姿の美しさもさることながら、

話す内容もとても記憶力がよく、よくお客さまのご家族から

ご友人まで、小松市の誰と誰がご親戚なのかとても詳しく、

今でも初代の奥様を頼りにお客様がいらっしゃいます。




89歳になる奥様は、今では、お店のスーパーマンのように

誰にもまねができない素晴らしい接客をされます。



スタッフが自分の思うような接客ができなくてどうしたらいいか悩んだ時期に

「自分も接客がうまくなりたいです」と奥様に聞いた時には、



初代の奥様は、こうおっしゃっていました。

「私は、23歳の時に結婚してこのお店で働き始めたんやけど、

 最初は、「いらっしゃいませ」の言い方がわからなくて

 夜中に「いらっしゃいませ」と何度も練習したんだよ」


「今では、60年もお店をしとるから、生まれた時から

 商売してます!という顔をしているけれど

 はじめは、「いらっしゃいます」も言えなんだ」

「何事も一生懸命やって経験を重ねればうまくできるようになる」


10年や20年お店に立っただけでは、うまくならない。

毎日コツコツと経験を積んでいきなさいという言葉だったように思います。



立志堂の奥様は、やさしくて、

いくつものエピソードがあります。


昔、大雪が降ったときがありました。

立志堂の小松駅前の本店は、駐車場があり、

大雪が降ると従業員みんなで雪かきをします。

結構長い時間、雪かきしていたのですが

終わりごろになって奥様がどこからか焼きたてのあたたかい「おもち」を

持ってきてくれました。

わざわざおもちを焼きに行ってくれてあたたかい「おもち」にみんな嬉しがっていました。



最近では、89歳になろうとしているのに雪かきを

若い人より先に外に出て雪かきをしていたりするので

「僕らがするので出なくてもいいですよ!」と

言っているのですが雪かきを率先してしたり。


そんなエピソードばかりです。



89歳になった奥様にまだ頼っている自分も情けないような気もしますが、

それだけ奥様の存在は、立志堂というお店にとって、

不可欠な存在であるといえます。




今日も奥様を訪ねてお客様がご来店されます。




いつもありがとうございます。

奥様が出来るだけ安心して過ごせるように頑張ります。

いつまでも健康でいらっしゃってください。

お誕生日おめでとうございます。


 
2020年01月06日 16:53