森 立志堂

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一粒ダイヤのプチネックレスを選ぶむずかしさ。

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一粒ダイヤのプチネックレスを選ぶむずかしさ。

一粒のダイヤのネックレスは、とてもデザインがシンプルで

使い勝手がよく、日常からはめられて、

どこかお出かけをするにしても、気取らないおしゃれができて、

一つは持っておきたいネックレスです。


一粒ダイヤのネックレスなんて、どんなデザインでも同じだろうと思ったりしませんか?

デザインと言ったって一粒ダイヤがついていてネックレスが通っているだけでしょう?

難しいことは何もないのではないでしょうか?


実は、1990年代くらいまでは、選ぶダイヤのネックレスは、

とても簡単だった気がします。

なぜなら、ダイヤのグレーディングの重さだけ見ていればよかったので、

特に何カラットあるのか、0.3ct~0.5ct位がカジュアルですが、

世の女性のあこがれは、1.00ctでした。

1.00ctを手にするためには、すこしくらい質を落としても良いという考えで

1.00ctを買っていたように思います。



2000年代から、ダイヤの一粒ネックレスにも選ぶポイントが加わったと感じられますが、

要因としては、個人の自由が日本の文化に浸透して

「個性」を尊重するようになったことで「個性」の多様化が進んだことにより、

ダイヤモンドの大きさだけでは、選ばなくなってきたのだと思います。



つまりは、ダイヤモンドの大きさに加え、

どのような、デザインの台にダイヤは、とまっているのか。

ネックレスは、そのペントップに対して、どのようにつけられているのかということが

複合的にかみ合わさって一口でダイヤの一粒プチネックレスとは言えなくなってきたのです。


例えば、0.5ctのダイヤに6本爪でダイヤの上にバチカンを通す、

しかもそのバチカンは、

ネックレスをはずせるくらい大きくて、

ダイヤを通さないネックレスとしても使えるし、

ダイヤの一粒プチネックレスとしても使える。

だけれども、ネックレスを通す管は、大きいとかわいらしさが損なわれるため

かわいらしさを損なわない程度の大きさでネックレスを通すようなペントップであること

という要望だったり、


0.3ctのダイヤで4本爪に止まっていてネックレスがダイヤの台と一体型になった

宙ずりのようなネックレスが良い。しかも、0.3ctのダイヤは、色はDクラスで

透明度は、VVS2以上といったように、

とても細かい要望になって来ているので

お客様が一粒ダイヤのプチネックレスを選ぶ時にも

むずかしさを感じることもあると思います。



もちろん立志堂では、お客様のニーズに寄り添ったご提案をさせていただいております。

ただし、既製品でプチネックレスにVVS2のDカラーのダイヤを付けることは稀です。

どちらかというと、ご要望に合った商品が店頭に置いてあるというよりも


お造りして、お客様のニーズにこたえるということになると思います。


ダイヤモンドでグレーディングが高いものは、基本としては、リングにはめられることが多いので

プチネックレスには、すこしランクが下がるものを付けるというのが

どちらかと言えば宝石業界の風習のようになっています。


お客様の求めるものは、昔とは、異なって、

より細かく、多彩になって来ている印象を受けます。

ですから、一様にダイヤの一粒のプチネックレスが欲しいという要望でも

きちんと、詳細を聞いて、対応するようにしております。



立志堂では、金や、プラチナの加工がとても上手な職人や

ベルギーのアントワープから入れているダイヤの仕入れ先なども、

沢山の人脈がございますので、

きちんとお客様のご要望にそったご提案ができます。

いつでもご来店ください。

よろしくお願いします。





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2019年12月09日 14:59