3歳の息子が、やっとパパのお仕事が何か分かった一日のはじまり。
もう子どもも3歳になると親が何の仕事をしているか
ということが気になる年ごろらしく、
いや、保育園の先生が、
「パパとママは、何のお仕事しているかわかる?」と
聞いてきてから意識するようになっていって
息子のパパ何の仕事してるんだろうという疑問を
持ち出しました。
いつも、ママの仕事に向かう車を
息子を抱っこしながら、手を振って
見送るのですが、見送った後に
「ママのお仕事わかる...」と
ぼそっとつぶやいたので
何のお仕事や~~?と聞いたら、ボソッと
「びょういん...」とつぶやいて、
そうや~~病院に行ってお仕事してるんやね!
息子コクリッ
「パパのお仕事わからん...」と言われ、
なんて答えようか、迷っていて、
メガネ作ってる?メガネがわからないかな???
宝石販売してる??宝石って...説明しずらい。
時計が......。とあまりいい説明ができませんでした。
毎日、朝ママの出勤お見送りを行う中で、
パパは、どんなお仕事をしているんだろう?と
不思議だったと思うのです。
ある日、いつものようにママをお見送りした後、
またお散歩に出かけようとして
近くの神社に行ったのですが、
そういえば最近「初老記念」で神社に手すりを
奉納したなと思って一緒に見に行きました。
初老記念の石碑には、自分の名前が彫られていて、
これお父ちゃんの名前が入っていて、
手すりを指さし、これはお父ちゃんたちが
みんなでつくった手すりなんだよ。
と説明したのですが、
分かったのかわからないのか
金属製の手すりを見て、
「パパ、これ(手すり)つくったの??」
金属製の手すりを作ったのかと言われれば
作っていなくて、みんなでお金を出し合って、
業者さんに設置してもらったのですが、
それを説明するのも朝の忙しい時間に
いかがなものかと思いながら、
「みんなでつくったんや」と
息子に言いました。
「ふーん」というような顔をして家に帰ろうと
抱っこをして歩き出したその時です。
「やっとパパのお仕事がわかった!」
??!
わかったの?
「うん」
多分、この流れだとパパのお仕事は、
「手すりを作る人」と思ってそうだったので、
そうじゃないよと言おうかなと思ったりしましたが、
手すりを作る人ってかっこいいかなと思って
そのままにしてあります。
すなわち、パパのお仕事は、
「手すりを作る人」と分かった3歳の息子は、
多分、保育園で
「パパは何の仕事をしているかわかる?」と聞かれたら
「手すりを作ってる!!」と堂々と答えるはずです!
森立志堂という宝石時計メガネを扱い
すべての仕事にたいして
幅広く従事させていただいておりますが、
新たな職業が加わりました。
「手すりを作る人」です!!!
いつか、パパのお仕事がわかる日が来ると思いますが、
なんとなく金属を加工して、
手すりにまで仕上げ神社に設置するという
カッコよさげな職業が息子の中での
パパのお仕事なのです。
近所のお散歩ついでに
面白いなと思って一日がはじまったのでした。
2021年10月28日 15:58