森 立志堂

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森立志堂の初代の奥さんは、2020年1月7日で89歳を迎えます。

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森立志堂の初代の奥さんは、2020年1月7日で89歳を迎えます。


いつも森立志堂のご利用ありがとうございます。

創業68年の立志堂ですが、初代の社長の奥様は、

現在でも、店舗に立って販売をしております。

その初代社長の奥様は、1月7日が誕生日です。

2020年の1月7日で89歳を迎えられます。




びっくりするのは、その若さです。

89歳に見えない容姿の美しさもさることながら、

話す内容もとても記憶力がよく、よくお客さまのご家族から

ご友人まで、小松市の誰と誰がご親戚なのかとても詳しく、

今でも初代の奥様を頼りにお客様がいらっしゃいます。




89歳になる奥様は、今では、お店のスーパーマンのように

誰にもまねができない素晴らしい接客をされます。



スタッフが自分の思うような接客ができなくてどうしたらいいか悩んだ時期に

「自分も接客がうまくなりたいです」と奥様に聞いた時には、



初代の奥様は、こうおっしゃっていました。

「私は、23歳の時に結婚してこのお店で働き始めたんやけど、

 最初は、「いらっしゃいませ」の言い方がわからなくて

 夜中に「いらっしゃいませ」と何度も練習したんだよ」


「今では、60年もお店をしとるから、生まれた時から

 商売してます!という顔をしているけれど

 はじめは、「いらっしゃいます」も言えなんだ」

「何事も一生懸命やって経験を重ねればうまくできるようになる」


10年や20年お店に立っただけでは、うまくならない。

毎日コツコツと経験を積んでいきなさいという言葉だったように思います。



立志堂の奥様は、やさしくて、

いくつものエピソードがあります。


昔、大雪が降ったときがありました。

立志堂の小松駅前の本店は、駐車場があり、

大雪が降ると従業員みんなで雪かきをします。

結構長い時間、雪かきしていたのですが

終わりごろになって奥様がどこからか焼きたてのあたたかい「おもち」を

持ってきてくれました。

わざわざおもちを焼きに行ってくれてあたたかい「おもち」にみんな嬉しがっていました。



最近では、89歳になろうとしているのに雪かきを

若い人より先に外に出て雪かきをしていたりするので

「僕らがするので出なくてもいいですよ!」と

言っているのですが雪かきを率先してしたり。


そんなエピソードばかりです。



89歳になった奥様にまだ頼っている自分も情けないような気もしますが、

それだけ奥様の存在は、立志堂というお店にとって、

不可欠な存在であるといえます。




今日も奥様を訪ねてお客様がご来店されます。




いつもありがとうございます。

奥様が出来るだけ安心して過ごせるように頑張ります。

いつまでも健康でいらっしゃってください。

お誕生日おめでとうございます。


 
2020年01月06日 16:53

婚約指輪に人工ダイヤモンド?!

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年末にツイッターでこのような話題が取り上げられました。





以下抜粋

彼からプロポーズされた際、婚約指輪を渡されたそうなのですが、
指輪についていた石は人工ダイヤモンドだったといいます。

普通は婚約指輪に人工ダイヤモンドの指輪は選ばないのではないか、
自分は彼にとってその程度のものなのかと悩んでいるようで、
婚約指輪に人工ダイヤモンドというのはアリなのかどうかと問いかけています。…

賛否両論あるようですが、
『経済力にもよる』『お金がないならしょうがない』という意見も
少なくありませんでした。…

一方で、次のような意見も。

『その男性、人工ダイヤモンドがなんだかわかんないんじゃない?』

女性からすれば、「ダイヤと人工ダイヤモンドはまったくの別物!」という感覚が
当たり前のようにあるものですが、確かに男性にしてみたら、
「見た目は一緒に見えるけど、何が違うの?」と感じるかもしれません。

試しに、20代と40代の男性に「ダイヤじゃなくて人工ダイヤモンドの婚約指輪ってアリですか?」 と
聞いてみたところ、両者からは「人工ダイヤモンドって何ですか?」 という返答が……!

やはり、人工ダイヤモンドというものの存在自体を知らない男性が少なくないようです。

人工ダイヤモンドの婚約指輪なんかイヤ!という女性は、
念のため、日頃から男性に「ダイヤと人工ダイヤモンドの違い」を
教えておいたほうが良さそうですね……。






女性陣からは、「神経を疑う」といったような声が出ているようです。


宝石を扱う同業者からは、「こんなことをする人は、モテないだろうな」なんて声も
上がってきました。


個人的には、

婚約指輪として、人工ダイヤモンドを入った指輪を店舗側が販売するのか?

という疑問が湧いて出てきました。


宝石の観点で言えば、やはり天然のものでこそ「宝石」という呼び名がつくのであって、

人工の宝石を売っている店舗が宝石店と名乗っても良いものかどうかと思います。

しかし、安価で、宝石に近い輝きをという理由でキュービックジルコニアを置いてある店舗も

数多くあります。これがファッションのネックレスやリングなどだったらよいのですが、

一生に一度の婚約指輪となれば、偽物と定義されるものをプレゼントするというのは、

相手に対して失礼であり、「本物」と称される、天然の宝石をプレゼントするのが

相手への想いを伝えるのには適しているのだと思います。


人工ダイヤモンドは、近年宝石業界では、どう取り扱うのかまだ、評価が定まっていないように思います。


ティファニーは、ティファニーで扱うダイヤモンドに

原産国を表記することを決めたと去年、ニュースがありましたし、

GIAもダイヤモンドの鑑定書に原産国表記の鑑定書を作る方針を打ち出しております。


これ自体は、人工ダイヤとの差別化以上に、

持続可能は発展(開発)といった視点で企業がきっちりと取り組んでおりますという

投資家向けのアピールの側面もあるのでしょうが、

ダイヤモンドの原産国を表記するという困難に挑む企業努力は評価に値します。



現代では、ファストファッションで「使い捨て」の文化が若者を中心に

定着していて、高価で本物を買うというよりも、安価で似たようなデザインのものを買う

という考えが多いように思いますが、

人生の大事な局面には、「使い捨て」ではなく、

半永久的に継続した輝きを放ち、人間の一生を通じて使える「本物」が

まだ、求められているのだという記事だと思いました。



 
2020年01月05日 18:45

花には妖精が宿るとされているそうです。

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花には妖精が宿るとされているそうです。


立志堂では、毎年社長が、お正月になると

生け花をします。

どこからか、お花や、松など材料を買ってきては、

生け花をしておりました。

完成したのが、画像の通りの作品です。


「うーん、よくわからないけど、きれいですね」

といったら、

社長が、小さなかわいらしい霧吹きをもって、生け花に

水を吹きかけながら、

「お花には、妖精が宿るんだよ~」と言っていました。


本当は、生け花にした作品というよりも、

野原に咲いたお花に妖精が宿っているみたいで、

とてもお花は優しいといっていました。


宝石にも妖精が宿るという記事もインターネットで見つけました。


一生懸命に咲いているお花や、

きらきらと輝く宝石には、妖精のような

素敵な存在がついてくれるということでしょうか。


そのお花や、宝石を手にした人々が幸せを感じる機会が多くなるように

妖精が手助けしてくれるのでしょうか?


とてもメルヘンな話を聞いたお正月の初売りでした。



 
2020年01月04日 17:23

2020年!明けましておめでとうございます。

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明けましておめでとうございます。
本年も森 立志堂をご愛顧賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。



令和2年がはじまりました。

今年はどんなジュエリーで新年を迎えられましたか?


縁起を担いで赤いルビーやガーネットなど着けられた方や

金の指輪で開運として、着けられている方も多いと思います。


今年は、オリンピックイヤーですから、金メダルラッシュで

日本が大いに盛り上がることが予想されます。


森 立志堂でも、金のインゴットの売買をしておりますので

本物の「金」「ゴールド」の輝きを手に取っていただければと思います。


森 立志堂 初売りセール1/3(金)~開催致します。


それでは、「新年初売り」の森 立志堂の見どころは!


①あこや真珠ネックレス2点セット!!「たくさん初売り価格」

成人式の真珠プレゼントの方は、必ず当店へご覧にいらしてください。

立志堂の初売りでは、現地直送のあこや真珠を厳選した品揃えで

見ごたえのあるあこや真珠ネックレスを取り揃えております。

真珠のネックレスは、単体で見ても色の違いが判りませんので

沢山の真珠がそろっている時に比べて購入するのが、

良い真珠の買い方です。



通常のあこや真珠ネックレスや

生まれたての白さを誇る無調色真珠や

あこや真珠最高峰と言われる「花珠」まで

数多くの品を揃えておりますので、

お客様のお気持ちを満足させること間違いございません。



ぜひ、新年の真珠のお買い物は、「森 立志堂」へご来店ください。

価格も「新年 初売り価格」にてお待ちしております。



②メガネは、レンズ30%OFF!!



快適なメガネを使うということは、

明るい視界が広がりますので、

気持ちも明るくなってきます。

「初売り」では、メガネレンズ30%OFFにてご奉仕させていただきます。


メガネフレームも30%~10%OFFとなっております。

目を測る検眼は、無料となっております。

お気軽にご来店ください!!


新春!皆様のご来店を楽しみにお待ちしております。
 
2020年01月03日 13:14

ストレス発散方法は、「宝石を見ること」

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ストレス発散方法は、「宝石を見ること」


現代は、とてもストレスを受けやすい環境下にあるといって久しいです。

宝石好きな方にとっては、ストレス発散方法は、

「宝石を見ること」です。


なぜ宝石を見るだけで、ストレス発散になるの?と

宝石、鉱石好きではない方には、なかなか納得がいかないこともあると思います。

言ってしまえばただの石であり、それを眺めることで、

不安が和らいだり、将来への心配が減るわけではないので、

どちらかというと、美しい宝石を見ることとによってリラックスすることで、

取り組んでいる物事から距離を置くことができ「客観的」に物事を見ることができるようになる

という効能が一つの要因ではないでしょうか。


宝石好きな方は、宝石を見ることによって、自己の想像力が働き、

その宝石を題材にした、映画を好きな脚本で編集することができます。



例えば、「パライバトルマリン」

世界三大希少石の一つであり、ブラジルの北東のパライバ州が当初唯一の産地で、

1989年の1年間本格的に産出したが、現在ではブラジルのその鉱区からの産出はほとんどないそうです。

現在でもパライバトルマリンは、アフリカ産で取れているとのことですが、

ブラジル産のパライバのように濃いパライバのネオンブルーの色が出ているパライバは、

アフリカ産ではないに等しく、今現在市場では出回っていない。というのが通説であり、

2018年に大流行したグランディディエライトにおいては、希少性のみならず、

お客様によっては、ブラジル産のパライバに似ているからという理由でご購入される方も多かったので、

爆発的にグランディディエライトの名前が広がりました。


この予備知識を持っていたうえで、宝石屋さんに出かけてみると、


パライバトルマリンの商品を何点か見た後、やはり、天空のライトブルーのような、

色の薄いパライバが多く、店員さんに

「やっぱり、ブラジル産のパライバは、今ないんですね」と聞いてみると

店員さんは、

「いや、今また市場にでだしましたよ」と意外な答えが返ってきます。

ブラジル産のパライバトルマリンってもう取れないんじゃなかったのか?と疑問に思いますが、

「前、採掘していたパライバをストックしていたところがあってそれが今、少し取引されているんです」

とのこと、中古のブラジル産パライバトルマリンをリカットして、出してるんじゃない?と疑いたくなりますが、

パライバトルマリンの希少性から、市場価値が高まり、今少しづつストックしていた業者が

この価格だったらと取引しはじめ、また、すこしづつではあるものの市場にて取引されているみたいです。



というように、パライバトルマリン一つ上げても一例として、見た目の美しさだけではなく、

宝石の歴史から、現在の市場の動向まで、一つの物語が、出来上がってきます。

この物語は、宝石や、鉱石の数だけあり、逸話や、神話を含めると、想像力が刺激され

とてもドラマティックな「大河ドラマ」が出来上がってきます。


ストレス発散方法は、「宝石を見ること」というのは、

見た目の美しさもさることながら、その宝石に込められた、歴史を創造の脚本と

現在の市場動向まで兼ねた現実的な視点とが織りなす「大河ドラマ」を見ることができるからだと

思います。また、一つの宝石に対してドラマを見るということが知的好奇心を満たしてくれますし、

現実の世界での問題からいったん離れることによって問題を「客観的」に見ることができる

利点があげられます。



変化の速い現代のように、忙しい時だからこそ、何百万年、何千万年の時が込められた

「宝石」を見ることによって、ゆっくりその身を休めるのも良いのではないでしょうか?



立志堂では、様々な宝石を取り扱っております。

希少石から、皆様がよく知っているような宝石まで、豊富な知識で接客させていただきます。

出来ることなら、お客様のこの宝石が見たい!という要望をお聞かせください。

とても珍しい希少石の場合は、お時間をいただくかもしれませんが一生懸命にお探しいたします。




ぜひ、宝石のお話をされるのであればお聞かせください。

 
2019年12月27日 17:12

大掃除と言えばジュエリーリフォームの発見です。

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今年一年ももう終わりますが、

皆様大掃除の真っ最中でしょうか?


大掃除と言えば、タンスの中に眠っているネックレスや

婚約指輪を発見するイベントとして有名ですが、

「毎年、この立て爪のダイヤリングどうしようか・・・」

と悩んでいらっしゃる方も非常に多いようです。


立て爪リングと言えば、昔、婚約指輪で、

光をなるべく取り入れるようにしてダイヤモンドを

輝くようにしたセッティングで、

一世を風靡しました。


少なくとも30年は、経っていますが、

今では、立て爪ダイヤリングを付けている方は、とても少ないのが現状です。


ジュエリーリフォームは、何年か前から盛んにおこなわれております。

婚約指輪に使われているダイヤモンドはグレーディングがついており、

0.3ct前後が非常に多く、それ以上大きいものも沢山つけておりました。

特にクラリティ(透明度)が高く、カラーも上位のダイヤモンドが多い為、

大変良い、高額なダイヤモンドになっております。


もう一度そのダイヤモンドのグレーディングを購入しようと思うと、

何十万する場合も多く、新しく買うよりも、

ジュエリーリフォームをして、普段、着けられるデザインによみがえらせた方が

金額的な負担も安くすむ野で、

みなさんジュエリーリフォームをするという流行になっております。


ジュエリーリフォームといっても、複雑なデザインの品への

ジュエリーリフォームを行うというよりも、

シンプルなデザインで、ジュエリーリフォームを行うことが多いように思います。


今の時代、普段使いのジュエリーと言えば、豪華一点のジュエリーというよりも、

シンプルで付けていて不自然のないデザインが好まれるようで、

自然に見えるジュエリーリフォームが好まれています。



立志堂では、ジュエリーリフォームのデザインが豊富に用意されており、

お客様のご要望に叶うデザインが必ずございます。

金でリフォームを行うこともできますし、プラチナでリフォームすることもできます、

プラチナに関していうととても安い相場になっておりますので、

ダイヤモンドの一つ石プチネックレスなどは、とても安価でお造りすることが可能です。

お見積りは、無料ですのでお気軽にいらっしゃってください。

 
2019年12月26日 13:43

立志堂のお食事会でARUさんに行きました。

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会社でのお食事会が開かれました。

近くのイタリア料理屋さんで美味しく食べてきましたので

個人的な価値観でレポートさせていただきます。


「表現者としての料理人」を感じるお店でした。

運ばれてくるお料理は、目で見ても感性を刺激され、

美しいものを愛でながら食べる喜びを与えてくれます。



料理のお皿一つとっても、それは、絵画の背景であり、

料理のアートを完成させるための魔法の道具の様でした。

おかれた食材は、一つ一つ丁寧に調理され、

見ているだけで、小さな食材アートの美術館に飾られているように

レイアウトされていて、優雅な気分にさせてくれます。



味付けも、やはりと言っていいのか、どこか少しの挑戦を試みるような独創的な味付けでしたが

どんなお客さんでもおいしいという基本線からはみ出ることのない優しい味で、

「美味しいものを食べることの幸せ」と

こんなもの食べたことがないという「新しい発見をすることの喜び」を共に

感じさせてくれるお料理でした。

お料理というのは、お腹を満たすことを目的としていると思うのですが

食材を料理することで、ここまで自分の価値観や感受性を表現することができるのか

ということを感じさせる料理です。


ピアニストだったら曲を弾くことで、

ダンスが職業なら踊ることで

スポーツ選手だったらスポーツをすることで

自分を表現するのだと思いますが、それと同じように、

料理人は、料理をすることで自分を表現しているのだと

感じさせられ、勉強になりましたし、

料理の説明も素晴らしく、食材へのこだわりが感じられ、

ワインもたくさん置いてあるようでしたが、

肩ひじ張らなくても良い雰囲気が心地よいお店でした。






今では、どちらかというと、高級ホテルや高級なレストランという

ステータスを感じながら料理をいただくということよりも、

小さな片田舎でこんなオシャレなお店があるのかと

お客さんが発見して、そのオシャレな店内と

溶け込むようにして、椅子に腰かけ

運ばれてくる料理を幸せな気分で食べる。

このようなお店の方が現代にはあっているのかなと思いました。


肩ひじ張って「マナーが・・・」という時代ではなく、

自然体でいられる場所をみんな求めているのだと思います。




ちなみに、

料理が運ばれてきて立志堂スタッフから一言こぼれた言葉は、

「こんなのスーパーに売ってない……」という主婦目線あふれる一言でしたよ(笑)



お店紹介

ARU

〒923-0962
石川県小松市大領中町1-227

Tel:  0761-46-5761


とってもおいしくて

しあわせな時間を過ごせました。

ごちそうさまでした。

 
2019年12月17日 16:34

トルコには、「金の日」がある。

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びっくりした記事をご紹介しましょう。



トルコには、「金の日」があるというのは、ご存知でしょうか?

主婦たちの社交イベントになってるそうです。

例えば近所の主婦たちが、10人いるとして、

だいたい毎月一回、誰かの家で集まって

わいわい楽しくご飯を食べるそうです。

それをなぜ「金の日」と呼んでいるのかというと

毎回、全員でお金を出し合って金のブレスレットを買い、

抽選で誰かに当たるようにしているから、だそうです。

抽選と言っても順番に全員に当たるようになっているらしく

みんなで、お食事を楽しめて、しかも金のブレスレットで貯蓄ができるようなもの

だそうです。

トルコの場合は、みんなで集まっておいしい料理も食べるから

太って体重も蓄えられる。とのジョークも聞きます。



それには、トルコリラの信用もかかわってくるお話で、

トルコリラで貸して3年後に返してもらう契約をしたとしても

3年後トルコリラの価値が下がっていて同じ金額を返していても

同じ価値ではない。

それに比べて金は100g貸すので100gで返してくださいといえば、

金自体が相場で動くものとはいえ、大幅に値下がりすることもなく、

安心に貸し借りができるという話も聞きました。


日本では、「金の日」を作って近所の主婦が集まり、

お食事をしてなおかつ、金のブレスレットを抽選で送るというのは、

一部の特権階級の夢物語だという方もいるかもしれませんが、

トルコの主婦にとっては、家計を支える一つの生き残る知恵を

お食事をしながら楽しく行いましょうという文化があるのだ知り、

びっくりしました。


どちらかと言えば、今の日本では考えられないようなことが、

トルコでは、おこっているのだと思いましたが、

昔から貨幣価値の変動が大きかったトルコでは、

金は常に安定し、社会や世界の経済に大きく影響されないという点で、

現金を貯めるより金を貯めるという習慣が一般的だそうです。



立志堂では、金のインゴット、プラチナのインゴットの売買を行っております。

気になる方は、ぜひお寄りください。


疑問がございましたら安心丁寧に

お答えさせていただきます。

 
2019年12月14日 18:54

ネックレスについているスライド金具について。

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今ネックレスのチェーンには、短くしたり、長くしたりできる

スライド金具がついているタイプが多くなっているのは、ご存知ですか?

とても便利な道具で、長くして、タートルネックのお洋服の上から

ネックレスをしたり、首周りは、人によって様々な長さですので

その方の首周りにあわせてプリンセスサイズ

(ネックレスや首が一番きれいに見えるサイズ)

に自由に調整することができます。



昔は、アジャスター管と言ってネックレスの端っこに

小さな丸い輪がついていて、そこで、首が細い方は、引き輪を

アジャスター管に通して使うことで調整していました。

しかし、このスライドができたことにより、

簡単にすっと調整することができて

小さい発明ですが、とても便利なネックレスになりました。




この便利さを開発したのは、日本人です。

細やかなところまで気配りの行く発明者がどんな方にでも

ネックレスと首周りをきれいに見せられるようにと開発されました。




今では、ネックレス単体、ペントップのついていない

プラチナやK18のネックレスには、

ほとんどつけられています。




しかし、このスライド金具は、中にシリコンのゴムが入っており、

シリコンのゴムなので、長年使用すると、ネックレスを止める力が弱くなり、

しっかりと、止めることができなくなってきます。




そんな時は、スライド金具の修理が必要になるのですが、

スライド金具の中身のゴムだけ交換するということはできず、

スライド金具丸ごと交換となります。

交換することでネックレスのチェーンを固く止めることができ、

長年にわたって使用することができます。




立志堂では、スライド金具の交換も修理として承っております。




実は、このスライド金具は、とても、有能な発明で

宝石商の王と呼ばれるブランドがスライド金具を取り入れようと

発明者にコンタクトをとったことがあるそうです。

しかし、すべてフランス語で送られてくる、細かな契約や

使用条件を翻訳しながら読むことが困難であり、

そのブランドで使われるまでには、至らなかった過去があります。



ヨーロッパの有名ブランドにも認められた。

日本の発明であるという証拠ですね。



ぜひ、スライド金具が緩くなったり、壊れてしまったら

店頭へいらしてください。



また大いに活用できるネックレスに修理させていただきます。


 
2019年12月10日 17:05

一粒ダイヤのプチネックレスを選ぶむずかしさ。

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一粒ダイヤのプチネックレスを選ぶむずかしさ。

一粒のダイヤのネックレスは、とてもデザインがシンプルで

使い勝手がよく、日常からはめられて、

どこかお出かけをするにしても、気取らないおしゃれができて、

一つは持っておきたいネックレスです。


一粒ダイヤのネックレスなんて、どんなデザインでも同じだろうと思ったりしませんか?

デザインと言ったって一粒ダイヤがついていてネックレスが通っているだけでしょう?

難しいことは何もないのではないでしょうか?


実は、1990年代くらいまでは、選ぶダイヤのネックレスは、

とても簡単だった気がします。

なぜなら、ダイヤのグレーディングの重さだけ見ていればよかったので、

特に何カラットあるのか、0.3ct~0.5ct位がカジュアルですが、

世の女性のあこがれは、1.00ctでした。

1.00ctを手にするためには、すこしくらい質を落としても良いという考えで

1.00ctを買っていたように思います。



2000年代から、ダイヤの一粒ネックレスにも選ぶポイントが加わったと感じられますが、

要因としては、個人の自由が日本の文化に浸透して

「個性」を尊重するようになったことで「個性」の多様化が進んだことにより、

ダイヤモンドの大きさだけでは、選ばなくなってきたのだと思います。



つまりは、ダイヤモンドの大きさに加え、

どのような、デザインの台にダイヤは、とまっているのか。

ネックレスは、そのペントップに対して、どのようにつけられているのかということが

複合的にかみ合わさって一口でダイヤの一粒プチネックレスとは言えなくなってきたのです。


例えば、0.5ctのダイヤに6本爪でダイヤの上にバチカンを通す、

しかもそのバチカンは、

ネックレスをはずせるくらい大きくて、

ダイヤを通さないネックレスとしても使えるし、

ダイヤの一粒プチネックレスとしても使える。

だけれども、ネックレスを通す管は、大きいとかわいらしさが損なわれるため

かわいらしさを損なわない程度の大きさでネックレスを通すようなペントップであること

という要望だったり、


0.3ctのダイヤで4本爪に止まっていてネックレスがダイヤの台と一体型になった

宙ずりのようなネックレスが良い。しかも、0.3ctのダイヤは、色はDクラスで

透明度は、VVS2以上といったように、

とても細かい要望になって来ているので

お客様が一粒ダイヤのプチネックレスを選ぶ時にも

むずかしさを感じることもあると思います。



もちろん立志堂では、お客様のニーズに寄り添ったご提案をさせていただいております。

ただし、既製品でプチネックレスにVVS2のDカラーのダイヤを付けることは稀です。

どちらかというと、ご要望に合った商品が店頭に置いてあるというよりも


お造りして、お客様のニーズにこたえるということになると思います。


ダイヤモンドでグレーディングが高いものは、基本としては、リングにはめられることが多いので

プチネックレスには、すこしランクが下がるものを付けるというのが

どちらかと言えば宝石業界の風習のようになっています。


お客様の求めるものは、昔とは、異なって、

より細かく、多彩になって来ている印象を受けます。

ですから、一様にダイヤの一粒のプチネックレスが欲しいという要望でも

きちんと、詳細を聞いて、対応するようにしております。



立志堂では、金や、プラチナの加工がとても上手な職人や

ベルギーのアントワープから入れているダイヤの仕入れ先なども、

沢山の人脈がございますので、

きちんとお客様のご要望にそったご提案ができます。

いつでもご来店ください。

よろしくお願いします。





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インスタ立志堂‘LINE2
2019年12月09日 14:59