しあわせの公式?
ご利用いただきありがとうございます。
店舗での会話にて、
「本当のしあわせ」議論が巻き起こりました。
これから本当に「しあわせ」だと思うことに気付かなくてはいけない。と
いう方と、
でも、何がその人にとっての「しあわせ」かなんて人それぞれだから
わからないんじゃない?という方といらっしゃいました。
アンパンマンの歌でもあるのは有名ですが、
「なにが君の しあわせ?
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!」
何が幸せなのかわからなくなっている方が多くなっているのが現代だといわれています。
仕事にてキャリアを積み、富と名声を得るのが幸せだという方もいれば、
子どもと一緒にいる時間を多くしたい。家族との時間が何よりものしあわせだという方もいれば、
応援しているアイドルが活躍した瞬間に感動してそれが幸せだという人もいれば、
健康でいられることだけで一番だ。という方もいらっしゃる。
何がしあわせなのか、国民全員が物質的に豊かになることを目標としていた時代とは違い、
個人の自由の権利を得た現代では、「しあわせ」のあり方も多様化しており、
しあわせを選べる自由を得た代わりに、みんな一緒のしあわせなどないから
自分の状況が本当にしあわせなのか?
確信が持てないから?マーク付きのしあわせであふれかえっているのが現代なのだと思います。
そこで、上記の画像のしあわせの公式に移ろうと思います。
財
幸福=----
欲望
という公式を聞いたことがあります。
うーん、思い出せないけれど、
ODAを主体とした環境社会学の大学教授が言っていた公式だと思うのですが、
幸福というのは、分母を欲望として分子を財とする。
分母の欲望を減らせば幸福量は上がっていくし
分子の財が多ければ多いほど幸福量は上がっていく。
この公式に当てはめていくと、いくら「財」があったとしても
分母である欲望が多ければ多いほど幸福量は減っていくことになる。
300万
幸福-----
欲望
例えば年収300万だとして、欲望は、100万で得られる望みだとすると
幸福=3になるので
1の3倍の幸福量を得ることができるが、
欲望が600万で得られるのぞみの場合、幸福0.5となり、幸福度は下がってしまう。
この公式で教えられるのは、収入があればあるほど幸福度は、上がりやすいが、
欲望が大きければ、どれだけの収入があっても足りないということ。
この「財」を増やして幸せになりましょう!というのが、資本主義的な考え方で、
欲望を膨らませて、沢山の収入を得て、幸福度を上げましょう!というのが、
西洋的というか、アメリカ的というか。
欲望を減らすことによって幸福度を上げましょうというのが東洋的な考え方のように
思います。
どちらも大事な、考え方ではあるのですが、どの考えを取り入れるのかということも
個人の自由となっている現代の日本では、個人が何が幸せかを確定的に見つけて
しあわせの量を増やしていく行動をしていくことが幸せなのだと思います。
ちなみに幸福の国ブータンと言われ、日本は、幸福度が収入のわりに低いということが、
何年か前に話題になりましたが、これは、統計を取ったアンケートの妙があり、
問、あなたは、現在しあわせですか?
大変しあわせ!
ややしあわせ
普通
やや不幸
大変不幸!
というような5段階アンケートで執り行ったそうです。
控えめな日本人の性格上「大変しあわせ!」は選びづらく
「ややしあわせ」を選んだ方が多かったことから幸福度の統計の時に
幸福度が下がってしまったらしいです。
ですから、日本人は、幸せを感じている部類に入ると思います。
ラテン系の方にアンケートを取ったら「大変しあわせ!」が多かったみたいです。
お国柄ですね。
今回は、あまりお店とは関係ないお話でしたが、たまには
こういうお話もいいでしょう。
ジュエリー・時計・メガネの事なら専門家にお任せください!
どんなご相談でも承りますよ!
2020年04月10日 18:12